古 典

 
 

歌 詞

春や花盛り
深山鴬の
匂忍でふける
声のしほらしや


歌仮名

はるやはなざかい
みやまうぐいすぅぬ
にをぅいしぬでぃふきる
くぃぬしゅらしゃ

解 説

春、花は盛り
深山の鴬
忍び鳴くその声の
なんと清らかで美しいことか

春の歌です
よく沖縄は四季を感じることが難しいと聞きます
確かに亜熱帯、クリスマスも正月も
そんなに寒くないはず
正月明ければもう桜の沖縄です
でも春の歌

ここで疑問です
この歌は古典なのに
およそ詩の感じが沖縄的ではないように感じます
春や鴬という表現がいかにも和風

そもそも琉歌自体、
室町時代に沖縄に和歌が伝わり、それと「おもろ」などの古い琉球詩のスタイルとが
影響し合って生まれたのではないかと言われています。

成立過程において和歌の影響を受けたのであれば
春も鴬もしごくなっとく

この歌は当時の先端を行く斬新な琉歌であったのでしょう

■記 号

=打音(うちうとぅ) 左手で押さえてすぐはなした時の音
右手は弾かない
※ギターでいうプリングオフ
 これがスムーズにいくとかなりかっこいい
=掛音(かきうとぅ) 左手で押さえて弦を弾く
右手は弾かない
※ギターでいうハンマリングオン
 これがスムーズにいくとかなりかっこいい


琉球古典音楽の歌三線(うたさんしん)は、

沖縄県指定無形文化財
伝統音楽野村流保存会
元会長
玉城 政文 先生にお願いしました。

 

三線ノススメ

木精新城
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